高橋彩華 大会コースレコードタイの65 通算9アンダーで暫定首位浮上

[ 2021年5月7日 14:43 ]

女子ゴルフツアー ワールド・サロンパス・カップ第2日 ( 2021年5月7日    茨城県 茨城GC東C=6630ヤード、パー72 )

高橋彩華
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 ツアー未勝利の高橋彩華(22=東芝)が大会コースレコードに並ぶ65をマークした。ホールアウト時点で単独首位に立った22歳は会心のラウンドを「100ヤード以内の精度が良くて、早い段階で伸ばせたので、予選カットを気にせず伸び伸びとプレーできた」と振り返った。

 1、2番で1メートルにつけて連続バーディーを奪ったように正確なアイアンショットが好スコアを後押しした。19年パーオン率4位にランクされたショットメーカー。さらなる進化を求めてオフにスイングを改造した。奥嶋誠昭コーチの助言を受けて、トップでシャフトが飛球線方向よりも右を向く「シャフトクロス」から、シャフトが飛球線方向よりも左を向く「レイドオフ」に変更した。

 「元々クロス(度合い)が強く調子の波が大きかった。レイドオフにして安定感が増した。クラブのねじれが少なくなり調子の波が抑えられるようになった」。今季前週までのパーオン率は74・92%で稲見らを押さえて1位を走っている。

 渋野らと同じ黄金世代。16年日本女子アマチュア選手権では2位の畑岡奈紗に3打差をつけて優勝した。プロ転向後は惜敗を繰り返してきた。「メジャーなので何があるかわからない。明日からも集中していきたい」と力を込めた。

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2021年5月7日のニュース