賞金総額1500万円、国内最大級のポーカーイベント「TPC」初代王者は榊原利真さん

[ 2021年5月7日 05:30 ]

TPC初代王者となった榊原利真さん(右)を祝福するつぐ兄こと當眞嗣成氏
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 賞金総額1500万円、優勝賞金500万円の国内最大級ポーカーイベント「TPC(トップ・オブ・ポーカー・チャンピオンシップ)」(主催・JPL株式会社、運営・TPC実行委員会、後援・スポーツニッポン新聞社)第1回大会のDAY3、ファイナル(DAY4)が3、4日に大阪・心斎橋のアミューズメントカジノバー「BLUFF BAR」で行われ、榊原利真さん(32)が優勝し、優勝賞金500万円(※ディールの結果420万円)を獲得した。

 この大会は現在、賞金獲得ランキング(THE HENDON MOB)日本人No・1プロポーカープレーヤーの「つぐ兄」こと、當眞嗣成氏が企画・プロデュースしたもので「今の日本全体を包む暗い雰囲気を、ポーカーを通じて少しでも明るくできるように、プレーヤーの皆さんに楽しんでいただきたい」と開催した。

 3月から全国各地の協力店舗でサテライト(予選)が行われ、約4400人がエントリーし、4月上旬から行われたDAY1、DAY2を勝ち抜いた50人がDAY3に出場。DAY3は約13時間に及ぶ白熱したバトルが繰り広げられ、9人が最終日(5日)のファイナルに進出した。

 ファイナリスト9人でスタートしたTPCの初代王者となったのが名古屋・今池のポーカーハウス「じゃんけんポーカー」を拠点に活動する榊原さんだ。社会人から始めて、ポーカー歴は8年。ファイナリスト9人の中で、チップ数が8番目という不利な状況からスタートした榊原さんは「ファイナルがスタートした時は、凄いショートで今日は早めに飛ぶのかなって思っていましたが、諦めずに粘って最後は優勝できて楽しかったです。スチールを頑張りました」と、ヘッズアップで佐々木圭さんとの激闘を制して見事TPC初代王者に輝いた。次なる目標を聞いてみると「もっとうまくなって一度でいいので、海外で優勝したいですね」と、満面の笑みで話した。

 イベント終了後、本大会の企画者・當眞氏は「1回目ということで、課題もありましたが、多くのプレーヤーの皆さんに参加していただき、楽しんでいただけて無事に開催できて良かったです。次回は9月18~20日に沖縄でDAY3、ファイナルの開催を予定しております。5月下旬からサテライトを開始します」と、TPC第2回大会の開催を早くも発表した。

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