竜電が新型コロナのガイドライン違反 詳細は調査中 芝田山部長「処分対象となる可能性がある」

[ 2021年5月7日 19:24 ]

竜電
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 日本相撲協会の芝田山広報部長(元横綱大乃国)は7日、夏場所(9日初日、東京・両国国技館)を初日から休場する東前頭14枚目の竜電(30=高田川部屋)について、新型コロナウイルス感染防止のガイドラインに抵触する行為があったと明かした。詳細は調査中で、芝田山部長は「処分対象となる可能性があるので、師匠、高田川親方(元関脇・安芸乃島)の判断で休ませますということです」と説明した。

 昨年の7月場所では当時幕内の阿炎(現幕下)が場所前と場所中に外出して会食し、出場停止3場所と5カ月の報酬減額50%の処分を受けた。また前時津風親方(元幕内・時津海)は昨年秋の不要不急の外出禁止期間中に地方ゴルフをして委員から年寄に降格。さらに今年1月の初場所中にも麻雀店に出入りするなどガイドライン違反を犯し、「解雇相当」の処分を受け2月に相撲協会を退職した。

 相撲協会が場所前に実施した全協会員対象のPCR検査では、検査開始後初めて感染者なしだったが、意外な形でコロナ関連の休場者が現れた。

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2021年5月7日のニュース