カヌー・スプリント女子カヤックシングル 小野が初の五輪出場権獲得

[ 2021年5月7日 05:30 ]

カヌー・スプリント女子カヤックシングル200メートルで東京五輪代表に決まった小野(日本カヌー連盟提供)
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 カヌー・スプリントのアジア選手権兼東京五輪アジア予選は6日、タイ・パタヤで行われ、女子カヤックシングル200メートルで小野祐佳(秋田県スポーツ協会)が40秒258で2位となり、出場枠を獲得して初の五輪代表。1位になったカザフスタンは5日の女子カヤック種目で出場枠を得たため規定により2位の日本に枠がもたらされた。日本連盟の選考基準で、枠を獲得した選手が五輪代表になる。

 男子カヤックシングル1000メートルの棚田大志(吉本整形外科・外科病院)は3位、同200メートルの小松正治(愛媛県競技力向上対策本部)は7位で出場枠を得られなかった。

 ◆小野 祐佳(おの・ゆか)1990年(平2)8月2日生まれ、秋田県出身の30歳。18年ジャカルタ・アジア大会の女子カヤックシングル200メートルとペア500メートルで銅メダル獲得。19年世界選手権代表。秋田・本荘高、筑波大出、秋田県スポーツ協会。1メートル60、58キロ。

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