広中璃梨佳が女子1万メートルV 2位の安藤友香と五輪代表切符

[ 2021年5月3日 19:56 ]

陸上日本選手権1万メートル ( 2021年5月3日    静岡県袋井市・静岡スタジアム )

<女子1万メートル>優勝した広中璃梨佳(右)と2位の安藤友香(中央)。ともに東京五輪の参加標準記録を突破し、代表に決まった=静岡スタジアム
Photo By 共同

 女子1万メートルは20歳の広中璃梨佳(日本郵政グループ)が31分11秒72で優勝し、東京五輪参加標準記録(31分25秒00)を突破。2位の安藤友香(27=ワコール)も31分18秒18で標準記録を突破して東京五輪代表を決めた。広中は「(1万メートル)2戦目でどうなるかわからなかったが挑戦者として戦って、切符をとれてすごくうれしい」と笑顔を見せた。

 スタート直後に広中と安藤が飛び出す形になり、先頭集団を形成。広中と安藤の並走が続いたが、残り3周となったタイミングで広中がロングスパート。ラスト1周にはさらにスピードを上げると余裕のゴールで代表切符を勝ち取った。

 2位の安藤は「五輪切符を獲りたいという思い出取り組んできた。最後まで諦めないで良かった」と振り返った。

続きを表示

2021年5月3日のニュース