男子1万メートルで伊藤達彦が初の五輪代表「優勝しか狙っていなかった」

[ 2021年5月3日 21:22 ]

陸上・日本選手権1万メートル ( 2021年5月3日    静岡スタジアム )

男子1万メートルで優勝し、表彰台でメダルを手に笑顔を見せる伊藤達彦=静岡スタジアム
Photo By 共同

 男子は五輪参加標準記録の27分28秒00を切っていた伊藤達彦(23=ホンダ)が27分33秒38で優勝し、初の五輪代表に内定した。

 7000メートル付近でトップ集団の日本選手は伊藤、田沢廉(駒大)、鈴木芽吹(同)の3人に。伊藤は残り700メートルでスパートをかけ、最後は歯を食いしばりながら両手を突き上げてフィニッシュ。地元の静岡で代表切符を手にした。

 大会前にはケガもあったといい「正直諦めていました。無理かなって思ったんですけど、ケガも克服して本当に良い成績をおさめるこができた。地元で応援してくれたおかげで走れたので、本当に感謝しています。優勝しか狙っていなかった」と喜びを語った。

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