男子シンクロ板飛び込み五輪代表内定・坂井、喉の痛み訴え予選棄権 コロナ検査は陰性

[ 2021年5月3日 05:30 ]

会場に姿を見せた男子シンクロ板飛び込みの寺内。組んでいる坂井が喉の痛みを訴えたため棄権した(左は馬淵崇英コーチ)(共同)
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 飛び込みのW杯兼東京五輪最終予選第2日が2日、東京アクアティクスセンターで行われ、東京五輪代表に内定している寺内健(40)、坂井丞(28)組(ミキハウス)が男子シンクロ板飛び込みの予選を棄権した。坂井が喉の痛みを訴え、36・9度の微熱を発症。へんとう炎と診断され出場を取りやめた。

 寺内、坂井組は坂井の体調不良で棄権となった。午前7時ごろに喉の痛みと倦怠(けんたい)感を訴え、医師にへんとう炎と診断された。

 新型コロナの抗原検査とPCR検査はともに陰性。日本代表の野村孝路ヘッドコーチは「大事をとって棄権させていただいた」と説明した。

 6度目の五輪となる寺内の公式戦出場は19年9月の日本選手権が最後。東京五輪前の最後の国際大会を欠場したことで、試合勘への不安を残したまま本番を迎えることになる。

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