飯塚翔太、200メートル 20秒52で地元V 五輪参加標準突破へ「弾みになった」

[ 2021年5月3日 17:22 ]

陸上・静岡国際 ( 2021年5月3日    静岡スタジアム )

<男子200メートル決勝>力走する20秒52で優勝した飯塚翔太(中央)。右は2位の小池祐貴=静岡スタジアム
Photo By 共同

 男子200メートルは飯塚翔太(29=ミズノ)が20秒52で優勝した。小池祐貴(25=住友電工)は20秒73で2位。向かい風0・5メートルだった。

 飯塚はコーナーからスムーズに加速すると、競っていた隣のレーンの小池に約0・2秒の差をつけてフィニッシュ。地元のグランプリシリーズを制し、「(内側のレーンの)小池君が80メートルくらいでスピードを上げて直線に入るのは予想していたので、コーナーで内側を意識して走ることができた。予選の課題を克服して、スタートからしっかりピッチを上げて60メートルまで上げられたのが良かった」と自らに及第点を与えた。

 風が回る条件に「タイムはもう少し出るかなというのがあった」と満足はしていないが、東京五輪の参加標準記録20秒24に向けては「きょうの動きの感覚であれば切れる。内容が良かったので弾みになった」と手応えを得た。60メートルまでの加速を改善点に挙げ、「いつでも切れるように準備をしたい」と力を込めた。

続きを表示

この記事のフォト

2021年5月3日のニュース