大阪国際女子マラソン 周回コースに正式変更、ペースメーカー川内 日本新導く「狙いやすくなった」

[ 2021年1月22日 05:30 ]

ペースメーカーとして日本新記録を導く意欲を見せる川内優輝
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 日本陸連は21日、新型コロナウイルス感染拡大を受け、31日の大阪国際女子マラソンを長居公園内を約15周するコース(1周2・8キロ)に変更すると正式発表した。同大会には東京五輪代表の一山麻緒(23=ワコール)、前田穂南(24=天満屋)が出場。ペースメーカーを務める男子の川内優輝(33=あいおいニッセイ同和損保)は、周回コースは日本新記録への“追い風”になると分析した。

 これまで大阪市内を巡ったレースは、長居公園内を約15周するコースで行われる。タイムは公認され一山らのターゲットは、野口みずきが持つ2時間19分12秒の日本記録。川内は期待を口にした。

 「コースが変わるのは大変な部分はあるだろうし、景色もおもしろくないけど、記録は狙いやすくなったと思う」。昨年10月の箱根駅伝予選会も1周約2・6キロの周回で実施され、三浦龍司(順大)がハーフのU20日本新をマークした。

 「箱根の予選会も周回になってタイムが凄かった。1周でコースのどこに気をつけたらいいか感じがつかめるし、2周目以降はそこに注意して走ればいい。戦略やレースに集中できる。一周の中でチェックポイントを決めておけばタイムをキープしやすい。ペースメーカーとしては、完全にやりやすくなった」

 海外勢は不在、声援もなくなるが、川内は熱い走りで先導する。

 「タイムが出やすいコースになったと前向きにとらえれば、いいタイムがばんばん出ると思う」。新様式での新記録が、東京五輪への明るい材料となる。

 ≪観戦者対策 完全封鎖は不可能≫大会事務局によると、コースとなる長居公園は周辺住民の生活道路の役割を果たしているため、完全封鎖はできない。通行人には、レース状況を見て“通行タイム”を設けて横断させる。ただし、沿道での観戦は不可。ロープの設営や警備員の配置で対処する。ボランティアは公道時の2000人から、400~500人に減る。

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