【羽生結弦、語る フリー編(1)】「謙信公の闘いの価値観みたいなものに影響されている」

[ 2020年12月26日 21:51 ]

フィギュアスケート全日本選手権第2日 ( 2020年12月26日    長野市ビッグハット )

<全日本フィギュアスケート選手権第2日>男子フリー、演技をする羽生結弦(撮影・小海途 良幹)
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 男子フリーが行われ、14年ソチ、18年平昌と五輪連覇の羽生結弦(ANA)は215・83点をマークし、合計319・36点で5年ぶり5度目の日本一に輝いた。演技後、フジテレビのインタビューでのコメントは以下の通り。

 ――演技を終えて
 「ステップ4取りたかったなというのが正直な気持ちと、まあとりあえず、スピン丁寧に回れたんで良かったと思っています」

 ――あらためて演技を振り返って
 「まず、ちゃんと客観視しながら、なんですかね、練習してきたことをしっかり信じて、体の感覚を信じて、やりきれたのは大きいと思いますし。なによりも昨日、ああいうプロだからこそなんですけど、初戦ということでちょっと力が入りすぎていた部分とかもあったので、昨日それを感じられて良かったなというのが率直な感想です」

 ――4回転ループから入って、4回転サルコーでは高い加点がついた
 「まあ、まずループジャンプというジャンプでまあ、流れを出すのってすごく難しいんですけど、まあ、それでも、流れを殺さないで、きれいに加点が付くループジャンプが跳べたっていうのが僕にとっても久しぶりですし、すごく心から良かったなと思える点です。サルコーとトーループに関しては、凄く自信を持ってやっているジャンプですし、長年一緒にやってくれているジャンプたちなんで、自信を持ってやりました」

 ――どんな気持ちでこのプログラムを
 「この曲の背景には、上杉謙信公がいらっしゃるんですけど。とにかく僕自身、競技することはやっぱり好きだし、闘うということの中から凄く、なんですかね、楽しみというか、集中の仕方だったりとか、その刺激はすごくまあ、たまらないものになっているんですけど。ただ、その中でも僕自身が、その、闘っても勝てなくなってきたり、また、苦しいというような、なんか苦悩に駆られたり。また、僕が1位になることで、誰かが2位になったり、3位になったり、犠牲があるということを感じながらやっていたので、なにか謙信公の闘いということに関しての価値観みたいなものに影響されているので。今、この世の中、闘わなきゃいけないことたくさんありますけれども、何かみなさんの中にちょっとした芯みたいなものが、闘う、向かっていく芯みたいなものが見えたら良かったなという風に思います」

 ――世界選手権に向けて
 「まあ、世界選手権、やれればなんですけどね。もちろん、とにかく、なによりも世界が早く平穏が戻って、僕自身も平穏な暮らしをしたいなというのが今の率直な思いです」

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