男子は大野、女子は森田が優勝 関東高等学校ゴルフ選手権冬季大会

[ 2020年12月26日 05:30 ]

スポニチ主催令和2年度関東高等学校ゴルフ選手権冬季大会 ( 2020年12月25日    千葉県・一の宮CC )

トロフィーを手に笑顔で記念撮影に臨む男子の部で優勝した大野と女子の部で優勝した森田(撮影・河野 光希)
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 男子は大野倖(茨城・日本ウェルネス2年)、中野麟太朗(東京・明大中野2年)が4アンダー、67で並びマッチングスコアカード方式により大野が優勝。女子も3人が1アンダー、70で並ぶ激戦を森田彩音(埼玉・叡明2年)が制した。男女ともシード選手を除く上位40人が来年3月の全国大会(兵庫・男子オリムピックGC、女子チェリーヒルズGC)に出場する。

 男子優勝の大野は立ち上がり1Wの乱調から7番まで3ボギー。それでも9番の368ヤード、パー4では1Wで1オンに成功しバーディーを奪うと、後半は32と伸ばし「最近は調子が悪かったのですが、久しぶりに自分のゴルフができました」と満足そう。千葉・四街道出身で中学2年春、3年夏の全国大会で連続優勝を飾っている。1Wは平均320ヤードを誇り、3月の全国大会では「パターは自信があるので1Wが問題。曲がらなければ」と自信ものぞかせた。

 女子は森田、小暮、関口が70で並び、イン9ホールのスコア比較で関口が脱落。森田、小暮は最後の6ホール、3ホールも同スコアで、18番でバーディーを奪った森田の優勝。小暮から「おめでとう」と声をかけられ「まさか優勝できるとは」と喜んだ。18番は残り50ヤードを1・5メートルに付けた千金のバーディー。先月の埼玉大会は優勝で突破し「優勝を狙って、パーパットがよく入ってくれました」と振り返る。昨年度の全国大会は出場権を得ながら中止となっており、2年越しの挑戦となる。

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2020年12月26日のニュース