鍵山優真 SP“自己ベスト”2位 フリーへ闘志「攻めきってノーミスの演技ができれば」

[ 2020年12月26日 05:30 ]

フィギュアスケート 全日本選手権第1日 ( 2020年12月25日    長野市ビッグハット )

男子SPで2位発進の鍵山(撮影・小海途 良幹)
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 今季シニアデビューし、11月のGPシリーズNHK杯を制した鍵山優真(17=星槎国際高横浜)は、98.60点で2位発進した。国際連盟公認スコアにはならないが、20年四大陸選手権の91.61点を上回る“自己ベスト”をマーク。「SPに関しては、本当に全てをかける思いで集中して、これだけは逃したくないって気持ちもあった」と強い気持ちで滑りきった。

 4回転サルコーと3回転トーループを予定していた頭の連続ジャンプはサルコーが回りすぎたため、トーループを冷静に2回転にチェンジ。4回転トーループ、トリプルアクセルとノーミスでまとめ、演技を終えると両拳を握ってゆっくりと振り下ろした。

 首位の羽生と4.93点差で26日のフリーを迎える。「守ることなく攻めきって、この調子でノーミスの演技ができれば」と静かに闘志を高めていた。

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2020年12月26日のニュース