五輪90キロ級代表の向は3回戦敗退「まだまだ」柔道全日本選手権

[ 2020年12月26日 16:04 ]

柔道全日本選手権 ( 2020年12月26日    東京・講道館 )

<柔道全日本選手権>3回戦で太田(右)と対戦する向翔一郎
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 出場選手で唯一の東京五輪代表だった90キロ級の向翔一郎(24=ALSOK)は、3回戦で太田彪雅(23=旭化成)に敗れて敗退が決まった。

 向は初戦だった2回戦で、100キロ級の下和田翔平(30=京葉ガス)から腕緘で一本を奪い3回戦進出。3回戦では体重120キロの太田に対して背負い投げなどの技を封じ込められ、徐々に体力を削られると、延長3分過ぎに払い腰で一本負けした。

 試合後、向は「いい試合ができると思ったが、まだまだだった。技を掛けて一本を取れないし、効かないのはきつかった」と振り返った。ただ、得た物は大きかったようで、「(東京五輪が)できることを願って準備する」と話した。

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2020年12月26日のニュース