紀平梨花 側転魅せたSP貫禄トップ!4回転サルコーに自信「成果が出れば」

[ 2020年12月26日 05:30 ]

フィギュアスケート 全日本選手権第1日 ( 2020年12月25日    長野市ビッグハット )

側転する紀平。2連覇へ貫禄の首位発進(撮影・小海途 良幹)
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 女子SPは、昨年女王の紀平梨花(18=トヨタ自動車)が今季初戦で79・34点をマークし、首位発進した。2月下旬のチャレンジ杯以来10カ月ぶりの実戦となったが、ブノワ・リショー氏が初めて振り付けた新曲を演じて2連覇へ前進した。冒頭の大技3回転半を成功。連続ジャンプにミスこそ出たが、見せ場の左手一本での側転などで魅了した。「凄くドキドキしたけどいい演技ができた」と笑顔で振り返った。

 拠点をスイスに移し、技術や筋力をじっくり強化。実戦での成功を目指す4回転サルコーにも自信を深めてきた。フリーは27日。「オフで頑張ってきたのは4回転。そのために練習を積んできた。成果が出れば」と大技投入へ意欲を見せた。

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