常山、男子シングルス4年連続4強!“5度目の正直”で決勝必ず

[ 2020年12月26日 05:30 ]

バドミントン全日本総合選手権・男子シングルス準々決勝   常山2-0小野寺 ( 2020年12月25日    東京・町田市立総合体育館 )

男子シングルス準々決勝でプレーする常山幹太(共同)
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 各種目の準々決勝が行われ、男子シングルスで初優勝を目指す常山幹太(24=トナミ運輸)は小野寺裕介(25=日本ユニシス)を2―0で退け、桃田賢斗(26=NTT東日本)らとともに準決勝に進んだ。女子ダブルスの福島由紀(27)、広田彩花(26)組(丸杉Bluvic)や女子シングルスの奥原希望(25=太陽ホールディングス)らも順当に勝ち上がった。

 常山が快勝で4強を決めた。自らを鼓舞するように声を上げ、闘志あふれるプレーでストレート勝ち。「仕掛けるプレーが凄くうまくいった」と振り返った一方で「去年と同じところまで来ましたが、まだ全然満足していない」と冷静だった。

 それもそのはずだ。東大阪大柏原高3年時の14年に初めて準決勝まで勝ち進み、今回で4年連続5度目。一方で決勝進出はなく「毎回勝ちにいくという気持ちはある。今回も」と意欲をにじませる。

 世界ランキング11位で、東京五輪の代表争いでは出場確実な桃田に続く2番手を争う。今大会の結果は無関係だが、ライバルの世界16位・西本拳太(岐阜県協会)はこの日の準々決勝で敗退。「2番手として見てもらうにはこの大会で決勝にいかないと」。“5度目の正直”で壁を越える。 

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