元大関琴奨菊・秀ノ山親方、佐渡ケ嶽部屋で指導「本質を引き出す」

[ 2020年12月13日 05:30 ]

秀ノ山親方
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 大相撲11月場所で現役を引退した元大関・琴奨菊の秀ノ山親方が12日、千葉県松戸市の佐渡ケ嶽部屋で指導を行った。まわし姿を見せ「現役の時、同じ釜の飯を食ってきて親方になっても同じ境地で見てあげたい」と意欲をのぞかせた。この日は幕内の琴勝峰と琴ノ若を指導。「本質をどこまで出せるか。そこを気づかせてあげたい」と期待を込めた。

 幕内最年少21歳の琴勝峰は先場所、自己最高位の前頭5枚目で勝ち越した。部屋付き親方となった兄弟子の指導を受け「限界を決めず(来年の番付は)いけるとこまでいきたい」と意欲。琴ノ若も「引っ張り上げてくれる(秀ノ山)親方もいる。琴勝峰ともお互い番付を上げたい」と意気込んだ。

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2020年12月13日のニュース