全米女子オープン最終R、雷雲接近のため中断 首位・渋野はスタート遅れ

[ 2020年12月14日 00:53 ]

米女子ゴルフツアー 全米女子オープン 最終日 ( 2020年12月13日    テキサス州ヒューストン・チャンピオンズGCサイプレイスクリークC=6731ヤード、パー71 )

渋野日向子(AP)
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 今季メジャー最終戦となる全米女子オープンの最終ラウンドがスタートしたが、現地時間午前9時10分(日本時間14日午前0時10分)に雷雲接近のため中断となった。現地の上空は、灰色の厚い雲に覆われている。1打差の単独首位から最終ラウンドを迎える渋野日向子(22=サントリー)は、同9時35分に最終組でスタート予定だったが遅れることとなる。

 大会初出場の渋野は第1ラウンドで2位の好スタートを切ると、第2ラウンドで67をマークして単独首位に立った。第3ラウンドは74とスコアを落としたが通算4アンダーで首位を守り、2位と1打差から残り18ホールに臨む。22歳は昨年8月のAIG全英女子オープンで日本人史上2人目のメジャー制覇を果たしており、今大会を制することができれば日本人初のメジャー2冠となる。

 ▽全米女子オープン 1946年に第1回大会が開催された現存する女子最古のメジャーで、今年で第75回を迎える。日本勢の最高成績は87年にプレーオフの末に敗れた岡本綾子の2位。今年はテキサス州ヒューストンに位置するチャンピオンズGCが舞台。同コースでは69年に男子の全米オープンが開催されたが、今大会は初開催となる。予選はサイプレスクリークC(6731ヤード、パー71)とジャックラビットC(6558ヤード、パー71)の2コースを使用し、決勝はサイプレスクリークCのみで行われている。

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2020年12月13日のニュース