全米女子オープン最終R、天候回復見込めず月曜持ち越し 渋野はスタートできず

[ 2020年12月14日 04:01 ]

米女子ゴルフツアー 全米女子オープン 最終日 ( 2020年12月13日    テキサス州ヒューストン・チャンピオンズGCサイプレイスクリークC=6731ヤード、パー71 )

渋野日向子(AP)
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 全米女子オープンの最終ラウンドは、午後も天候の回復が見込めないために翌日14日に持ち越しとなった。約半数の選手がスタート前の現地時間午前9時10分(日本時間14日午前0時10分)に、雷雲接近のため中断。1打差の単独首位に立つ最終組の渋野日向子(22=サントリー)も、同9時35分のスタート前だった。

 大会初出場の渋野は第1ラウンドで2位の好スタートを切ると、第2ラウンドで67をマークして単独首位に立った。第3ラウンドは74とスコアを落としたが通算4アンダーで首位を守り、2位と1打差から残り18ホールに臨む。22歳は昨年8月のAIG全英女子オープンで日本人史上2人目のメジャー制覇を果たしており、今大会を制することができれば日本人初のメジャー2冠となる。今季のメジャー最終戦は「月曜決着」となる。

 ▽全米女子オープン 1946年に第1回大会が開催された現存する女子最古のメジャーで、今年で第75回を迎える。日本勢の最高成績は87年にプレーオフの末に敗れた岡本綾子の2位。今年はテキサス州ヒューストンに位置するチャンピオンズGCが舞台。同コースでは69年に男子の全米オープンが開催されたが、今大会は初開催となる。予選はサイプレスクリークC(6731ヤード、パー71)とジャックラビットC(6558ヤード、パー71)の2コースを使用し、決勝はサイプレスクリークCのみで行われている。

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2020年12月13日のニュース