48歳葛西、W杯遠征メンバー復帰を目指すも7位「2本ともダメ。減量しすぎてエネルギーがなかった」

[ 2020年12月13日 05:30 ]

ノルディックスキー・名寄ピヤシリジャンプ大会 ( 2020年12月13日    北海道・名寄市ピヤシリシャンツェ )

7位に終わった葛西
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 本格的な冬の国内開幕戦(ヒルサイズ=HS100メートル)が行われ、男子は岩佐勇研(東京美装)が95・5メートル、96・5メートルを飛んで合計252・5点で快勝した。48歳の葛西紀明(土屋ホーム)は91・5メートル、89メートルの225・0点で7位。女子は勇研の姉、岩佐明香(大林組)が94メートル、94・5メートルの236・0点で優勝した。

 W杯遠征メンバー復帰を目指す大ベテランの葛西は7位に終わり「2本ともダメでしたね。減量しすぎて、エネルギーがなかった」と苦笑した。今月末からはコロナ禍で日本が派遣を見合わせている欧州でのW杯下部大会コンチネンタル杯に個人で参戦する。同杯で好成績を残せば、W杯復帰への道も開ける。「行動しないと、何も起こらない。じじいが頑張って、日本を盛り上げたい」と笑った。

 W杯復帰の先には、自らの最多記録を更新する9度目の冬季五輪となる22年北京大会出場を見据えている。13日は吉田杯(北海道・名寄)に出場。「気合を入れてコンチネンタル杯につなげたい」と気持ちを切り替えていた。 

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2020年12月13日のニュース