日大が108得点で福岡工大に圧勝 トゥポウが4トライの活躍 関東大学リーグ

[ 2020年12月13日 14:12 ]

ラグビー全国大学選手権3回戦 ( 2020年12月13日    秩父宮 )

<日大・福岡工大>前半、トライを決める日大・トゥポウ(撮影・吉田 剛)
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 関東大学リーグ戦グループ3位の日大が18トライを奪い、九州1位の福岡工大に108―0と圧勝。関東大学対抗戦優勝の明大と対戦する準々決勝(19日、秩父宮)へコマを進めた。

 日大は前半4分、ラインアウトからドライビングモールを約20メートル押し込んでNo.・8ハラシリ(3年)が先制トライを挙げたのを皮切りに、前半だけで11トライ。WTBトゥポウ(2年)が4トライ、ハラシリが3トライをマークし、後半37分の17トライ目で3桁得点に到達した。リーグ戦最終戦(5日)が新型コロナウイルス感染者を出した東海大の辞退で不戦勝となったが、フッカーの藤村主将(4年)は「気持ちが落ちた部分はなかった」とコメント。次戦で対戦する明大に対しては「去年春に1回やっただけだが、通用する部分もあると思う」と語り、SH村上(4年)は「ディフェンスにフォーカスして、この1週間準備したい」と明かした。

 2大会ぶり27回目出場の福岡工大は2回戦で朝日大(東海・北陸・中国・四国代表)を破ったものの、パワー・スピードとも力の差を見せつけられた。終盤には日大ゴール前に迫ったが、インゴールノックオンでチャンスを逸した。宮浦成敏監督は「地方代表としてここまで来られて、学生たちに感謝したい」と述べ、実力差について「関東には優秀な選手が一極集中で集まり、さらに外国人選手が入ってレベルの差が広がりつつある」と指摘した。

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2020年12月13日のニュース