「東洋の魔女」井戸川絹子さんが死去 81歳 64年東京五輪女子バレーで金メダル

[ 2020年12月6日 19:39 ]

井戸川絹子さん(2014年撮影)
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 1964年(昭和39年)の東京五輪女子バレーボールで金メダルを獲得した「東洋の魔女」のメンバー、井戸川絹子(いどがわ・きぬこ、旧姓谷田)さんが4日に脳出血で亡くなっていたことが6日、分かった。81歳。大阪府池田市出身。すでに葬儀は家族葬で6日に執り行った。

 1939年(昭和14年)生まれ。中学2年でバレーボールを始め、大阪・四天王寺高を卒業後、日紡貝塚(現ユニチカ)に入社。61年に欧州遠征で22連勝したことから「東洋の魔女」と呼ばれた、故大松博文監督率いる日本代表のエースアタッカーとして、東京五輪でも活躍した。

 現役引退後はママさんバレーの指導者として、競技の普及に尽力した。

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