陵侑、試行錯誤の23位通過「迷いながらというか、探りながら」 日本勢最上位は佐藤幸の4位

[ 2020年12月6日 05:30 ]

ノルディックスキー・W杯ジャンプ男子 ( 2020年12月4日    ロシア・ニジニタギル )

 4日に個人第4戦(ヒルサイズ=HS134メートル)の予選が行われ、佐藤幸椰(雪印メグミルク)が127・5メートルを飛んで125・2点の4位となるなど日本勢は6人全員が5日の本戦に進んだ。中村直幹(東海大札幌ク)は15位、佐藤慧一は18位、伊東大貴(ともに雪印メグミルク)は19位、小林陵侑(土屋ホーム)は23位、小林潤志郎(雪印メグミルク)は31位で通過した。

 一昨季の個人総合王者、小林陵が開幕から本調子でない。ここまで15位が最高。第2戦では上位30人による2回目に進めない屈辱も味わい「迷いながらというか、探りながら」と試行錯誤が続いていることを明かした。助走路の滑りが安定しないために踏み切りで力が伝わらず、この日の予選も23位。復調のきっかけをつかみたいところだが「なかなか遠い。100歩中の10歩くらいじゃないですか」と、もどかしそうだった。

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2020年12月6日のニュース