伝統の早明戦は明大に軍配 2季連続18度目対抗戦制覇 関東大学ラグビー

[ 2020年12月6日 15:43 ]

ラグビー関東大学対抗戦Aグループ   明大34―14早大 ( 2020年12月6日    東京・秩父宮ラグビー場 )

<早大・明大>早大に勝利し、歓喜の箸本主将(中央)ら明大フィフティーン(撮影・吉田 剛)
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 伝統の早明戦は5トライを挙げた明大が34―14で早大を破り、2季連続18度目の対抗戦制覇を果たした。明大、早大ともに6勝1敗、勝ち点24で並んだが、順位決定方法の規程で直接対決に勝った明大の優勝となった。明大の対抗戦2連覇は96~98年度に3連覇して以来、22季ぶり。定期戦での対戦成績は明大の40勝2分け54敗となった。

 明大は序盤から主導権を握った。No・8箸本龍雅主将(4年)が勝利の鍵に挙げていたセットプレーで優位に立ち、スクラムは常に優勢。15分、ゴール前スクラムからトライラインに迫ると、箸本がラック右サイドをこじ開けるように突破して先制トライ。3分後には箸本のランを起点にWTB石川貴大(4年)がチーム2トライ目。5分後にはラインアウトモールでトライと、3連続トライでリードを広げた。

 前半終了直前に1トライ1ゴールを返された明大だが、後半12分には途中出場の斉藤大朗(4年)が左隅へチーム4トライ目。その後は再び早大に1トライを返されたが、終了間際にもWTB石田吉平(2年)がダメ押しトライを挙げ、2年連続の早明戦勝利となった。

 勝った明大の次戦は19日の全国大学選手権準々決勝で、日大―福岡工大戦の勝者と秩父宮ラグビー場で対戦する。一方、敗れた早大も19日の準々決勝からの登場となる。

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