早大開幕2連勝 立大から8トライ奪取 相良兄弟対決も

[ 2020年10月11日 15:52 ]

関東大学ラグビー対抗戦グループ   〇早大(勝ち点10)46―7(前半24―0)立大(勝ち点0)● ( 2020年10月11日    上井草 )

<早大・立大>前半39分、右隅へトライを決める早大・今駒(撮影・中出健太郎)
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 昨季大学王者の早大が開幕2連勝を飾った。自校グラウンドでの無観客試合で立大から計8トライを奪った。前半5分、敵陣で得たPKから速攻を仕掛け、ロック桑田(3年)がポスト下へ先制トライ(7―0)。その後、立大に攻め込まれた時間帯をしのぐと、22分にインゴールへのキックを追ったFB小泉(2年)が右隅に抑えて12―0。35分には相手ボールのスクラムにプレッシャーをかけたこぼれ球からNo・8丸尾主将(4年)が飛び込み、39分にはゴール前の速い展開からWTB今駒(2年)が右隅へトライと、前半は4トライで24―0とリードした。

 後半、早大は相手ゴール前ラインアウトからモールで3トライを奪うなど力強さも見せ、4トライを追加。失点は後半4分にインターセプトから立大WTB青木(同)に1トライを許した7点だけに抑えた。立大は前半、敵陣でマイボールラインアウトを失うなどのミスが響き、後半は敵陣でキックパスでトライを狙ったものの精度を欠いた。

 早大は相良南海夫監督の次男、フランカー昌彦(2年)が今季初先発。立大のフッカー相良隆太(4年)は相良監督の長男で、父子&兄弟対決が実現した。昌彦はフル出場し、隆太は負傷者の関係で後半から第3列としてプレー。密集で隆太に昌彦がタックルする場面もあり、勝敗では父と次男に軍配が上がった。

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2020年10月11日のニュース