日本選手権男子800メートル覇者・瀬戸口 新天地で飛躍誓う「日本記録更新と世界と戦えるレベルまで」

[ 2020年10月11日 14:47 ]

陸上・関東学生対校選手権 ( 2020年10月11日    神奈川・相模原ギオンスタジアム )

瀬戸口大地
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 男子800メートル決勝は日本選手権覇者の瀬戸口大地(山梨学院大4年)が2分0秒08で8位だった。日本選手権7位の根本大輝(順大3年)が1分50秒20で制した。

 強風の中で前半から積極的なレースを見せた瀬戸口だったが、ラスト400メートルは後退。日本選手権から1週間しか経っていないだけに「疲労が抜けていなかったのでケガしないことだけを考えた」と振り返りつつ、「大学最後だったので、最後にユニフォームを着て走りたかった」とすがすがしい表情を浮かべた。

 来春の卒業後は佐賀県に拠点を移し、食品販売などを行う会社「アースグロー」で競技を続ける。同社社長が陸上経験者であることと、地元・熊本が近いことが決め手となり、「陸上に集中していい環境をつくってくれるということだったので、身を置こうと思いました」。基本は1人での練習となるが、今秋から米国の大学に進学した18歳のクレイ・アーロン竜波、1分45秒75の日本記録を持つ川元奨(スズキ)らライバルの存在に「アーロンと川元さんをベースとして練習していきたい」と強調。「日本選手権の連覇を狙っていく。次は日本記録の更新と世界と戦えるレベルまでいきたい」と新天地での活躍を誓った。

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2020年10月11日のニュース