ラグビー東芝、リオ五輪7人制監督歴任の瀬川監督 摂南大での初陣飾れず「課題がいっぱい出た」

[ 2020年10月11日 16:49 ]

摂南大ラグビー部・瀬川智広監督
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 関西大学ラグビーの摂南大の瀬川智広監督(49)が初陣を白星で飾れなかった。11日、神戸市内で同大との交流戦に臨んだが、19―37で敗れた。

 ゴール前まで何度も迫るも、反則が相次ぎチャンスを逸するなど、なかなかリズムに乗れなかった。新指揮官は「セットプレーが安定しなかったことと、同じ反則を繰り返したことが敗因」と冷静に分析した。

 名門、東芝の監督として08、09年度にトップリーグを連覇。16年リオデジャネイロ五輪では7人制男子日本代表を率いて4位に導いた。その後も、東芝のゼネラルマネジャーの重責を担っていたが、今年4月に摂南大の准教授と同部監督に就任した。近年はAリーグの下位に甘んじているチームに対し、「マジックはない。当たり前のことを当たり前にやる。そうすれば変わってくる」と地道に説きながら、選手と一緒になってチームづくりにまい進している。初戦で結果は出なかったが、「課題がいっぱい出たので、ひとつずつ修正したい」と前向きな言葉で躍進を誓った。

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2020年10月11日のニュース