笹生優花、シャカシャカ“お預け”　スタンレーL2日目台風中止、36H短縮

悪天候で第2ラウンドが中止となり、クラブハウスを後にする笹生（代表撮影）
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　女子ゴルフのスタンレー・レディースは10日、静岡県の東名CC（6572ヤード、パー72）で開催予定だった第2日が台風14号の影響によるコースコンディション不良のため中止となった。第1ラウンドの成績で5オーバーの60位タイまでの71人が11日の決勝ラウンドに進み、今大会は36ホールに短縮。規定により加算される賞金は75％となる。

　プロ1年目で今季2勝の笹生は、首位と4打差の31位から最終ラウンドを迎える。「1打でも2打でも逆転は簡単じゃない。いつも通り楽しくできればいい」。この日は会場に到着して中止を聞き「この天気じゃちゃんと回れないので」と冷静に受け止めた。第1ラウンド終了後に寒さに備え、携帯用カイロを準備していたという。最終日は天候が回復する予報。フィリピン育ちの19歳は「シャカシャカをやりたかった」と“カイロデビュー”を逃したことだけは悔しそうだった。