チーム史上初の親子キャプテン、中尾泰星主将率いる同大ラグビー 今季初戦を白星で飾る

[ 2020年10月11日 16:47 ]

同大フランカーの中尾泰星主将(中央)
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 関西大学ラグビーの同大が今季公式戦初戦を勝利で飾った。11日、神戸市内で摂南大との交流戦に臨み、前半早々に先制。主導権を握り、前半で22点、後半で15点を奪い37―19で下した。

 かつての関西の雄だけに勝利だけでは喜べないが、コロナ禍の影響で全体練習を再開したのは7月下旬だった。他大学と比べ、始動が遅かった分、フランカーの中尾泰星主将は「試合を通じて80分間、メンバーがハードワークしてくれたのが勝因だと思う」と仲間の奮闘をねぎらった。

 チームをまとめる主将の父は元監督の晃さん(現副部長)で88年の主将だった。長い歴史を持つチーム史上初めて親子でキャプテンを務める。苦難は多いが、「相手を崩して取るのはまだまだだった。次の関大戦(17日)で同志社らしいラグビーをしていきたい」と力強く語った。Aリーグは25日まで交流戦を実施し、11月7日から2ブロックに分けてのリーグ戦を行う。

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2020年10月11日のニュース