「おにぎり君」隆の勝 番付とともに知名度アップ「目指すは大関です」

[ 2020年10月11日 05:30 ]

11月場所に向け、稽古で四股を踏む隆の勝(代表撮影)
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 大相撲の前頭筆頭・隆の勝(25=千賀ノ浦部屋、写真)が10日、東京都台東区の千賀ノ浦部屋で稽古を行い、四股など基礎運動を中心に汗を流した。ファンから「おにぎり君」と呼ばれる愛嬌(あいきょう)のある顔も番付上昇とともに浸透。抵抗もなく「最近、しこ名じゃなくて、そっちで呼ばれる方が多くなってきたかも。たまに(一般の人にも)言われる。そっち知ってるんだと、ビックリします。言われ慣れましたけど」と笑った。

 右差しから前に出る相撲が特長。得意を磨いて力をつけ、先場所は10勝を挙げて11月場所(11月8日初日、両国国技館)では新三役になることが確実で、一気に関脇となる可能性もある。朝乃山ら1大関2関脇を撃破して自信もつけており、「上に上に目指さないといけない。(目指すは)大関です」と言い切った。

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