渋野日向子「その後は呆然でした」 出だしの10番パー4で痛恨の「8」 73位に後退

[ 2020年10月11日 09:12 ]

全米女子プロ選手権第3日、15番の渋野日向子のティーショット(AP)
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 米女子ゴルフのメジャー第3戦、全米女子プロ選手権第3日は10日、ペンシルベニア州ニュータウンスクエアのアロニミンクGC(6577ヤード、パー70)で行われ、インから出た渋野日向子(21=サントリー)は出だしの10番パー4で「8」をたたいたのが響き、76と落とし通算11アンダーで73位に後退した。

 10番は左ラフからの第2打を池に落とし、4打目をピン手前2メートルに落とすも、バックスピンと傾斜で約20メートル戻された。5打目もピン手前10メートルでショート。ダブルボギーパットは2メートルショートし、そこから2打を要した。必死に切り替えて反撃を試みるも、バーディーは16番パー5の1個だけ。ホールアウト後は「悔しいです。10番は4打目が思ったより返ってきてしまって…、その後は呆然でした。切り替えながらやってはいたけど」と言葉を絞り出した。フェアウェーキープ率は78・5%、グリーンを外したのも5回とショットは悪くない。「きのうほどショットが悪いイメージはなかった。やっぱりそれ以上に、パッティングの印象のほうが悪すぎて。読みに対しての自分の球の転がりが計算できていない。そういうところも必要になってくる」と話した。

 19位で出た畑岡奈紗(21=アビームコンサルティング)は3バーディー、1ボギーの68と伸ばし通算1アンダーで10位に浮上した。67で回り通算7アンダーとした首位のキム・セヨン(韓国)とは6打差。通算5アンダーのブルック・ヘンダーソン(カナダ)とアンナ・ノードクイスト(スウェーデン)が2位につけた。

 74で回った河本結は(22=リコー)は通算6オーバーで44位、野村敏京(26=フリー)は72で回り通算8オーバーの55位だった。

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