東京五輪ではロッカーでの円陣や歌はNG――コロナ対策調整会議で検討

[ 2020年10月9日 20:18 ]

開幕の時を待つ新国立競技場
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 来夏へ延期された東京五輪・パラリンピックの新型コロナウイルス対策を検討する調整会議が9日に官邸で開かれ、競技会場や選手村における感染防止対策が協議された。選手に対しては隔離(ゾーニング)と体調管理(モニタリング)を徹底することが確認され、滞在先を原則的に宿泊場所や練習場に制限するなど行動ルールを設ける案も示された。

 いずれも検温、消毒、社会的距離の確保を徹底し、競技会場では飛沫対策としてロッカールームで円陣を組む、げきを飛ばす、歌を歌うなどの行為を制限し、観客席での選手の観戦も見直しが検討されることになった。選手村では食堂のメインダイニングホールで食事を個別提供するほか、フィットネスセンター、総合診療所、交流スペースなど共有施設での人数制限や時間制限などの案が挙がった。

 感染症対策は、テニスのトップ選手やプロバスケットボール選手に多く見られる、選手村以外の宿舎に滞在するケースでも適用。ルール遵守のため、各選手団の団長ら責任者を置く見通しとなった。大会組織委員会の武藤敏郎事務総長は、車いすテニスの国枝慎吾(ユニクロ)からもたらされた全米オープンテニスでのコロナ対策情報などを参考にしたと明かし、違反があった場合について「違反の程度にもよる。他の選手が不利益を受けることになるのならまずは警告をして、それでも続くようなら処分を求めるかもしれない」と話した。

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