NFL今季のMVPはレイブンズのQBジャクソン　史上2人目の満票での選出

満票でシーズンMVPに選出されたレイブンズのQBラマー・ジャクソン（AP）
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　AP通信選出のNFLのシーズンMVPがスーパーボウル前日となった1日に発表され、今季14勝2敗のレイブンズをけん引した2季目のQBラマー・ジャクソン（23）が満票（50人）で受賞者となった。

　満票でのMVPは2010年のトム・ブレイディー（ペイトリオッツQB）以来、史上2人目で、レギュラーシーズン終了時点の年齢（22歳と356日）は史上3番目の年少記録となった。

　ジャクソンはルイビル大から2018年のドラフト1巡目の最後（全体32番目）に指名されてレイブンズ入り。新人だった昨季途中から先発に昇格し、15試合に出場した今季のパス獲得はリーグ22位の3127ヤードだったが36TDは1位だった。各チームの守備陣を震かんさせた得意のランではRBを含めてリーグ6位の1206ヤード（7TD）をマーク。同一シーズンでパスで3000ヤード以上、ランで1000ヤード以上を記録した史上初のQBとなっていた。

　最優秀オフェンス賞はセインツのWRマイケル・トーマス（26）が獲得。最優秀ディフェンス賞はペイトリオッツのコーナーバック（CB）、ステフォン・ギルモア（29）が獲得し、CBとしては史上6人目の受賞者となった。