一発レッド関係なし 14人で計7トライ パナソニックが開幕4連勝 ラグビートップリーグ

[ 2020年2月2日 14:57 ]

ラグビートップリーグ第4節   パナソニック51―17キヤノン ( 2020年2月2日    町田GIONスタジアム )

<キヤノン・パナソニック>キヤノン・田村(左)にタックルするパナソニック・堀江(撮影・吉田 剛)
Photo By スポニチ

 パナソニックが51―17でキヤノンを下し、開幕4連勝で首位をキープした。開始2分にフッカー坂手淳史主将がレッドカードで14人での戦いを強いられた中、前後半計7トライを奪ってボーナスポイントも獲得。4シーズンぶりのリーグ制覇へ視界は良好だ。

 坂手はハンドオフした際、肘が相手の顔付近に当たり、一発退場となった。パナソニックは直後、キヤノンのCTBクリエルにトライを先取されたが、底力と選手層の厚さは、やはり本物だった。同9分、南アフリカ代表CTBデアリエンディのトライとコンバージョンで逆転。さらにSH内田、FB野口がトライを追加し、前半を22―10で折り返した。

 後半はWTB竹山のトライなどでリードを広げた後の中盤の時間帯、相手のテンポの速い攻撃に押し込まれて2トライ目を失ったが、同27分、CTBライリーがインゴール中央に飛び込みチーム5トライ目。さらに2トライを追加し、1人少ないことを感じさせない勝ちっぷりで、貴重な勝ち点5を獲得した。

 トップリーグは第4節までが終わり、パナソニック、神戸製鋼、東芝の3チームが全勝をキープ。来週末は試合がなく、パナソニックは今月15日の第5節で東芝との全勝対決(熊谷)に臨む。

続きを表示

この記事のフォト

2020年2月2日のニュース