ウィザーズ今季3度目の連勝 ビール奮闘 八村の復帰は先送り

[ 2020年2月2日 11:38 ]

ジャンプシュートを放つウィザーズのビール(AP)
Photo By AP

 NBAウィザーズは1日、地元ワシントンDCでネッツと対戦し、113―107(前半59―61)で勝利を収めて17勝31敗。ホームでの勝率を5割(11勝11敗)に戻して今季3度目の連勝を飾った。

 昨年12月18日から戦列を離れている八村塁(21)の復帰は3日のウォリアーズ戦以降に先送りされたが、ブラドリー・ビール(26)が34得点を挙げてチームをけん引。第4Qには3点プレーと3点シュートで2度同点にしたあと、109―107で迎えた残り30秒、相手反則で得たフリースローを2本とも成功させて勝負を決めた。ビールの30得点以上は6試合連続。球宴リザーブ選手から漏れて本人が不満の意を示していたが、この日は“オールスター級”の活躍を見せた。

 東地区全体8位のマジックがこの日ヒートに敗れて21勝28敗となったために、同10位のウィザーズとは3・5ゲーム差。八村が復帰したあとウィザーズはプレーオフ進出を視野にとらえての後半戦突入になりそうだ。

 東地区全体7位のネッツは今季3度目の3連勝を逃して21勝27敗。ベンチから出たスペンサー・ディンウィディー(26)がチーム最多の26得点を稼いだが、前日のブルズ戦で今季自己最多の54得点を挙げていカイリー・アービング(27)は今季自己最少の11得点に終わり、第4Qの6分31秒にビールとルーズボールを争った際に右脚を痛めてロッカールームに下がった。

続きを表示

この記事のフォト

2020年2月2日のニュース