サンウルブズ、最初で最後の開幕戦勝利 日本ラグビーのホープ早大・斎藤が魅せた

[ 2020年2月2日 05:30 ]

スーパーラグビー 第1節   サンウルブズ36―27レベルズ ( 2020年2月1日    レベスタ )

レベルズ戦でスーパーラグビーデビューを果たしたサンウルブズ・斎藤(中央上)
Photo By 共同

 今季限りのスーパーラグビー(SR)除外が決まっているサンウルブズが、レベルズを36―27で破り、5季目で初の開幕戦勝利を飾った。トップリーグ(TL)と初の同時期開催で19年W杯日本代表が不在の中、途中出場のSH斎藤直人(22=早大)をはじめとする現役大学生らも活躍。SR初の日本人指揮官となった大久保直弥ヘッドコーチ(HC、44)も初戦を白星で飾った。

 過去4季、多くの代表選手を抱えながら通算8勝だったサンウルブズが、いきなり下馬評を覆した。最後はインゴール目前で2分以上ボールキープし、SOエイプリルが蹴り出し歓喜の雄叫び。大久保HCは「ファンから“大丈夫か?”という声があった中、この勝利で我々が寄せ集めではないと分かってもらえればうれしい」と笑みを浮かべた。

 今季はW杯日本代表0人。TL所属もパナソニックの3人のみと選手招集が難航した中、チームに加わった現役学生が戦力として躍動した。動きの良かったSHペイジが足を負傷し、斎藤に出番が回ってきたのは後半19分。ファーストタッチでエイプリルのトライをアシストすると、終盤にはゴール前でD・ハイレットペティのノックオンを誘うタックル。「(その前に)タックルを外されたので、取り返そうと思った」と胸を張った。

 23年W杯フランス大会出場の目標を公言する大器。前日、かつてU―20代表で指導を受けた沢木敬介コーチに「年下が出ているよ」と声を掛けられ、「自分にも不可能はない」と気持ちを奮い立たせたという。海外チームでは20歳前後のプロ選手もざら。世界基準の意識を持ち、見事に持てる力を発揮した。

 21歳のWTBフィフィタも突破力を発揮し、W杯オーストラリア代表5人を擁する相手をねじ伏せた。「絶対に満足しない。高みを目指したい」と斎藤。代表の卵たちが、威勢のよい産声を上げた。 

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