レイカーズが敵地でキングスに快勝 ジェームズが亡きブライアント氏にささげるトリプルダブル!

[ 2020年2月2日 15:48 ]

ダンクを叩きこむレイカーズのジェームズ(AP)
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 NBAは1日に各地で10試合を行い、西地区全体首位のレイカーズは敵地サクラメント(カリフォルニア州)で、故コービー・ブライアント氏とレイカーズ時代にチームメートだったルーク・ウォルトン監督(39)が率いるキングスを129―113(前半81―64)で下して37勝11敗。ホームコートのステイプルズセンター(ロサンゼルス)で追悼式典が営まれた前日のトレイルブレイザーズ戦では8点差で敗れたが、今季強さを発揮しているロード(21勝5敗)で“平常心”を取り戻した。

 追悼式典でスピーチしたレブロン・ジェームズ(35)は15得点、10リバウンド、11アシストをマークして今季11回目(通算92回目)のトリプルダブルを達成。アンソニー・デービス(26)は21得点、ブラドリー・ビール(29)は5本の3点シュートなどで19得点を稼ぎ、7人が2ケタ得点を挙げて、ブライアント氏ら9人の命を奪ったヘリコプターの墜落事故(1月26日)のあと初めての勝利をものにした。

 西地区3位のクリッパーズはレイカーズと共有しているホームコートのステイプルズセンターでティンバーウルブスを118―106(前半62―55)で退けて34勝15敗。カワイ・レナード(28)は24分の出場で31得点をたたき出し、9試合連続で30得点以上を記録した。

 敗れたティンバーウルブスは昨年12月に次いで今季2度目の11連敗。八村塁(21)の復帰戦の相手となる可能性があるウォリアーズは敵地クリーブランド(オハイオ州)でキャバリアーズに131―112(前半61―59)で勝って連敗を5で阻止している。

 前日にレイカーズをロサンゼルスで撃破したトレイルブレイザーズは地元ポートランド(オレゴン州)で西地区全体4位のジャズにも124―107(前半63―53)で勝って23勝27敗。絶好調のデイミアン・リラード(29)が3点シュートを15本中9本成功させて51得点と12アシストをマークしてチームの4連勝に貢献した。

 リラードは3点シュートを6試合連続で6本以上成功させておりこれはNBA新記録。30得点以上は8試合連続(チーム記録)で、40得点以上はここ6試合で5回目となった。

 <1日の結果>

*ウィザーズ(17勝31敗)113―107ネッツ(21勝27敗)
*クリッパーズ(34勝15敗)118―106ティンバーウルブス(15勝33敗)
ニックス(14勝36敗)92―85*ペイサーズ(31勝18敗)
ヒート(33勝15敗)102―89*マジック(21勝28敗)
ウォリアーズ(11勝39敗)131―112*キャバリアーズ(13勝37敗)
*マーベリクス(30勝19敗)123―100ホークス(13勝37敗)
*セルティクス(33勝15敗)116―95 76ers(31勝19敗)
*スパーズ(22勝26敗)114―90ホーネッツ(16勝33敗)
レイカーズ(37勝11敗)129―113*キングス(18勝31敗)
*トレイルブレイザーズ(23勝27敗)124―107ジャズ(32勝17敗)

 *はホームチーム

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