豪風 まげに別れも…「相撲に感謝」 白鵬、荒磯親方ら300人が断髪式に参加

[ 2020年2月2日 05:30 ]

断髪式で豪風(左)のマゲにハサミを入れ、言葉をかける荒磯親方(撮影・木村 揚輔)
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 昨年の初場所で引退した押尾川親方(元関脇・豪風)の引退相撲が1日、東京・両国国技館で行われた。断髪式には横綱・白鵬や荒磯親方(元横綱・稀勢の里)ら約300人が参加し、師匠の尾車親方(元大関・琴風)が止めばさみを入れた。

 「体の一部以上だった」というまげに別れを告げると「相撲に感謝」と書かれた紙を掲げた。まげ姿最後の相撲は長男・海知くん(12)と取り、自身が本場所で決めている一本背負いで転がされた。

 幕内取組終了後には再び館内に登場し、亡き両親の遺影を手に深々とお辞儀。「ケガに強い力士、礼儀を重んじる力士、なにより勝負強い力士を育てていきたい」と指導者としての抱負を語った。 

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2020年2月2日のニュース