明大、帝京大下して開幕6連勝!4年ぶり対抗戦Vへ早明戦で全勝対決

[ 2019年11月24日 15:42 ]

後半、安(左の12と中央7の間の選手)のトライを喜ぶ明大フィフティーン
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 関東大学ラグビー対抗戦グループの明大―帝京大は24日、東京・秩父宮ラグビー場で行われ、昨季大学王者の明大が40―17と快勝して開幕6連勝。4年ぶりの対抗戦制覇を懸け、12月1日に同じく6戦全勝の早大と対戦(秩父宮)することになった。早明戦が優勝を懸けた全勝対決となるのは1994年以来25年ぶり。帝京大は2敗目(4勝)で優勝の可能性が消滅し、対抗戦連覇は8でストップした。

 明大は前半2分、左展開でFB雲山(2年)が裏へ抜けるノーホイッスルトライを決めて先制(7―0)。帝京大は13分にPGで3点を返したが、明大は19分、相手キックのカウンターからフッカー武井主将(4年)がハンドオフとステップで約40メートルを独走。ポスト左へ飛び込むトライで14―3と突き放した。36分にはゴール前でSO山沢(3年)がキックをインゴールへ転がし、WTB山村(4年)が左隅で抑えて19―3。40分にはラインアウトからモールを押し込み、抜け出したロック箸本(3年)の右中間トライで26―3として前半を折り返した。

 CTB本郷主将(4年)をフランカーで起用し、SO押川(2年)を初先発させるなど、早大戦(10日)から先発6人を変えた帝京大は後半2分、ゴール前左ラインアウトからモールを押し込んでフッカー李(3年)が左中間へチーム初トライ(26―10)。しかし、明大は21分、ゴール前左ラインアウトからサインプレーでゴール前へなだれ込むと、最後はプロップ安(4年)が左中間へねじ込んで33―10と再び23点差に。33分にはゴール前右ラインアウトからモールを押し込み、箸本のこの日2つめのトライで40―10とし、勝利を決定づけた。

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2019年11月24日のニュース