ロシアの美しき16歳・コストルナヤ圧倒V ミスしても240・00点!

[ 2019年11月24日 05:30 ]

フィギュアスケートGPシリーズ第6戦 NHK杯最終日 ( 2019年11月23日    札幌市・真駒内セキスイハイムアリーナ )

女子フリーで演技をするコストルナヤ(撮影・小海途 良幹)
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 ロシアの美しき16歳が、夢物語を現実に変えた。フランス杯に続いてNHK杯も制したコストルナヤは、スケートアメリカ、中国杯優勝のシェルバコワ、スケートカナダ、ロシア杯連勝のトルソワと今季開幕前、「1年目で全てのメダルを獲れたらいいね、と笑っていた」と言う。

 シニアデビューのロシアの“3天才”が、女子では史上初の1カ国でのGP6戦完全制覇。「NHK杯のプログラムを滑り終えて、とても満足」と振り返った。

 22日のSPでは85・04点の世界新。この日はトリプルアクセル―2回転トーループを完璧に決めたが、次のアクセルが回転不足となった。それでも、合計240・00点はトルソワが持つ世界最高の241・02点に肉薄。「ミスがなければ、世界記録が出せた」。

 4回転を操る2人と違い、コストルナヤは高さのあるトリプルアクセルが武器。「きれいに滑って、みなさんを喜ばせたい」。GPファイナルで頂点に立つのは3天才の誰か、注目が集まる。

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2019年11月24日のニュース