ダンロップ・フェニックス最終日は中止、雷雲接近 今平が今季2勝目 次週にも賞金王決定

[ 2019年11月24日 10:51 ]

男子ゴルフツアー ダンロップ・フェニックス最終日 ( 2019年11月24日    宮崎県 フェニックスCC=7027ヤード、パー71 )

<ダンロップフェニックス・トーナメント最終日>婚約者の若松菜々恵さんと優勝トロフィーを手に笑顔の今平周吾(撮影・沢田 明徳)
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 男子ゴルフのダンロップ・フェニックスは、24日に予定されていた最終ラウンドが雷雲接近のため中止となった。競技は54ホールに短縮となり、第3ラウンド終了時点で単独首位に立っていた賞金ランキング1位の今平周吾(27=フリー)が通算10アンダーの203で今季2勝目、通算4勝目を挙げた。

 「3日間で終わってしまったのはちょっと残念ですけど、優勝できたのはうれしいです。歴代の優勝選手を見てもすごい選手がいっぱいいる。そこに入ることができて良かった」

 最終日に悪天候が予想される中、3日目に5アンダー66と伸ばして単独首位に立った。「日曜日は天気が悪いと聞いていたので、3日目はトップにいたいと思っていた」。今季初優勝したブリヂストンオープンでも、台風19号の影響により36ホール短縮で勝利を手にしていた26歳。「4日間で優勝したいし、優勝しても優勝じゃないような気持ちが自分の中である」と複雑な心境ものぞかせたが、同じ1勝であることに変わりはない。

 トーナメント規定により賞金加算額は75%となり、今平は優勝賞金3000万円を獲得。今季獲得賞金は1億5716万9312万円となり、今大会を棄権した賞金ランク2位のS・ノリスとの差は約3720万円に広がった。次週のカシオ・ワールドオープンで2年連続の賞金王が決まる可能性もある。今平は「賞金王はまだ考えていなかったんですけど、結構差がついた。できれば早く決めたいので、来週は優勝争いして決めたいなと思いますね」と意気込みを語った。

 【主な順位】
-10(1)今平周吾
-8 (2)黄重坤
-7 (3)出水田大二郎、S・ビンセント
 以下主な選手
-5 (8)松山英樹
+1 (34)石川遼

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