山本草太 「ユア・ビューティフル」で再出発 「全て改善して質のいいものを」

[ 2019年11月24日 15:34 ]

フィギュアスケート GPシリーズ第6戦・NHK杯エキシビション ( 2019年11月24日    札幌市真駒内セキスイハイムアイスアリーナ )

<NHK杯最終日>エキシビションに登場した山本草太(撮影・小海途 良幹)
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 男子6位の山本草太(19=中京大)は、ジェームス・ブラントの名ナンバー「ユア・ビューティフル」の切ない音楽に合わせ、アクセルジャンプなどで沸かせた。

 12月には全日本選手権が待つ。「スピン、ステップのレベルを取りこぼさない、ジャンプも全て改善して質のいいものを揃える。足りないものばかりと思っている」。自らが挙げる課題は多いが、今大会の濃密な時間が今後の成長の道しるべとなる。

 2年連続2度目となるNHK杯の舞台には、憧れの存在である羽生がいた。「(得たもの)多すぎて。ウオーミングアップの方が学べる、見られる時間があった。アップから、どう試合に持っていっているのか、自分なりに見て学ぶことがたくさんあった」。大先輩の演技をチェックし、新しい発見もあった。「僕は慎重に4回転に入っているけど(羽生は)流れの中ですぐにクリーンなジャンプを跳べる。僕も慎重になりすぎずに跳ばなきゃいけない」。全日本へ準備を進めていく。

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2019年11月24日のニュース