中垣内ジャパン、初戦からイタリア撃破の大金星!新星・西田&エース石川が躍動

[ 2019年10月1日 21:15 ]

バレーボールW杯 第1日   日本3-0イタリア ( 2019年10月1日    マリンメッセ福岡 )

第2セット、スパイクを決める石川
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 バレーボール男子のワールドカップ(W杯)は1日、マリンメッセ福岡とホワイトリング(長野)で開幕。各3試合が行われ、世界ランキング11位の日本は同3位・リオ五輪銀メダルと格上のイタリアと対戦。セットカウント3―0とストレート勝ちし、初戦から大金星を挙げた。

 第1セットは序盤から日本ペース。19歳の“新星”西田も躍動し6-1と5点差をつける。イタリアも粘りも見せ追いすがるが、点差はなかなか詰まらない。後半はエース石川のスパイクも決まりだし、そのまま8点の大差をつけ、25-17で第1セットをものにした。

 第2セットは西田と石川のスパイクが、序盤から決まりまくる。イタリアも負けじと応酬するが、日本の4連続ポイントもあって9-4と5点のリードを作る。その後、4連続失点でイタリアの追い上げを許すが、石川&西田がさらに躍動。25-19で2セットを連取した。

 第3セット、序盤はイタリアペース。西田にもマークが厳しくなり、思ったように得点できない。それでも小野寺のブロック、石川のスパイクなどで、7-8の僅差で1回目のテクニカルタイムアウトを迎える。その後は何とか流れを引き戻し、25-21で第3セットを奪取。強豪イタリアをストレートで下した。

 出場12チームは1回戦総当たりのリーグ戦を行い、勝利数や勝ち点などを基に順位を決定。初日は世界ランク2位のアメリカがフルセットの末、同7位のアルゼンチンに敗れる波乱もあった。

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