岡田久美子 女子20キロ競歩で6位入賞 日本勢過去最高順位タイ 藤井菜々子も7位

[ 2019年9月30日 09:29 ]

陸上 世界選手権第3日 女子20キロ競歩 ( 2019年9月29日    カタール・ドーハ )

<世界陸上第3日>女子20キロ競歩、ゴールを目指して歩く岡田久美子(左)と藤井菜々子(右)=撮影・小海途 良幹
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 女子20キロ競歩は3大会連続出場の岡田久美子(27=ビックカメラ)が1時間34分50秒で6位入賞を果たした。初出場の藤井菜々子(20=エディオン)も1時間34分50秒で7位。岡田は09年ベルリン大会で6位に入った渕瀬真寿美以来、過去最高順位タイ。日本勢2人同時入賞は初めてとなった。岡田は「渕瀬さんは追いかけてきた存在。並べたか分からないが、10年ぶりの入賞はうれしい」と笑顔を見せた。

 中盤で先頭集団と離れたが、藤井と2人で懸命に先頭を追い続けた。ラスト1周で岡田がスパートを仕掛けて先着。藤井がゴールするのを待ち構えると、熱い抱擁でお互いの健闘をたたえ合った。「彼女の急成長で自分も毎日成長できている。ラスト勝負はちょっと負けられなかった」と先輩の意地を見せた。

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2019年9月30日のニュース