高橋大輔 アイスダンス転向で22年北京五輪「そこを目指して一丸でやっていく」

[ 2019年9月30日 13:58 ]

<村元哉中・高橋大輔アイスダンスカップル結成>アイスダンスでカップルを結成する村元哉中(左)と高橋大輔(撮影・会津 智海)
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 フィギュアスケート男子シングルからアイスダンスに転向することを表明した10年バンクーバー五輪銅メダリストの高橋大輔(33=関大KFSC)が30日、カップルを結成する18年平昌五輪アイスダンス代表の村元哉中(かな、26=木下グループ)と横浜市内で取材に応じた。

 高橋はシングルとしての大会は今年12月の全日本選手権(東京)が最後の舞台。20年1月から拠点を米国に移して練習を開始する。高橋は「(アイスダンスの練習を)ほとんどしてない。3~4回しか。本格的には来年から。わがまま言って、シングルに集中している」と現状を説明した。

 22年北京五輪について高橋は「現役として競技者として目標に掲げることは大事」ととし、「同じ目標を持った方がいいものを作り上げられる。そこを目指して一丸でやっていく」と表明。村元も「大きな目標がないと頑張れない。頭の片隅に置いている」と話した。

 村元が高橋を誘い、異例のカップルが誕生した。村元は「(高橋の)体の動かし方がダンスに生かせる。エッジの蹴りがブレない。より生かせると思う」と語った。新たな挑戦について高橋は「できるだけ長くスケートをやって表現したい。人と組む必要性を感じた」と前向きに語った。

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