ラグビー日本代表網走合宿初日、ジョセフHCいきなり雷

[ 2019年8月20日 05:30 ]

ラグビー日本代表練習 熱のこもった練習を行うリーチ(左から2人目)ら日本代表(撮影・吉田 剛)
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 ラグビー日本代表の網走合宿は19日に初日の練習を行い、ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC、49)がいきなり雷を落とした。午前のユニット練習で、FW勢がモール、スクラムともに最初の2本でコラプシングの反則を犯した。すると練習後の円陣で指揮官は「こんな場面は二度と見たくない!」と語気を強めて選手を叱咤(しった)した。

 スクラムは最初の数本でレフェリーの印象が決まるとされる。反則を犯せばそれ以降の判定にも影響が出るだけにジョセフHCは「試合ではあれで(勝つ)チャンスを逃すことになる。練習でも精度を落としてはいけない」と理由を説明。少しの気の緩みも許さない姿勢を見せた。

 練習は予定時間を大幅に超過。28日までハードに追い込み、今月29日に発表するW杯メンバー31人を見極める考えだ。「全員にチャンスがある。ベストな31人を選びたい」とジョセフHC。ラストサバイバルの号砲を、高らかに鳴らした。

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2019年8月20日のニュース