楢崎兄弟、五輪切符懸け21日決勝で激突 兄智亜「世界一狙う」

[ 2019年8月20日 05:30 ]

スポーツクライミング 世界選手権第8日 ( 2019年8月19日    エスフォルタアリーナ八王子 )

男子複合予選のスピードに臨む楢崎智亜(手前)と楢崎明智
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 20年東京五輪で実施される複合の男子予選が行われ、ボルダリングの金メダリスト・楢崎智亜(23=TEAM au)が3位、弟の明智(20=同)が7位で21日の決勝に進んだ。決勝7位以内&日本人最上位で得られる五輪切符へ、兄弟対決が実現する。藤井快(26=同)は4位、原田海(20=日新火災)も5位で予選を通過した。20日は複合の女子決勝が行われ、日本勢には東京五輪出場資格が懸かる。

 楢崎兄弟がきっちり決勝へ駒を進めた。ボルダリング世界一の兄・智亜が3位、弟の明智が7位。「とりあえず安心した。体よりも気持ちが疲れていたので」と兄が言えば、「めちゃくちゃうれしい。2人で決勝に行くには僕次第だと思っていた」と弟は笑った。

 1種目目のスピードで兄弟が並んで競った。1本目を失敗した明智は2本目を前に緊張に襲われたが、智亜の「いつも通りだよ。大丈夫」という励ましの声に奮起。2本目に自己ベストをマークして流れをつかんだ。最大のライバルと目されたオンドラ(チェコ)が予選落ちし、智亜は「決勝が戦いやすくなった」と話した。

 日本勢4人が残った決勝で、7位以内&日本人最上位で東京切符をゲット。智亜が「世界一を狙う」と意気込めば、明智は「智くんは強いんで、日本人2位以内に」と控えめに気合を入れる。1メートル69と小柄ながらダイナミックな動きで海外では「忍者」と呼ばれる兄と、1メートル86の長身で友達につけられたニックネームが「進撃の巨人」の弟。好対照な2人が、夢切符を懸けて激突する。

 ▽複合 スピード、ボルダリング、リードの3種目で争う。各種目の順位を掛け合わせた数字が少ない方が上位。予選は20人で実施し、スピードは2本登ってタイムが速い方を採用し、ボルダリングは4課題。8人が進出する決勝はスピードはトーナメント戦で順位を決め、ボルダリングは3課題。リードは予選、決勝ともに1課題。20年東京五輪も同じルール。

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