ラグビーW杯開幕まで1カ月 リーチ 初の4強へ武器は「連係の強さ」

[ 2019年8月20日 10:00 ]

ラグビーW杯日本大会9・20開幕

ラグビーW杯へチームの手応えを語るリーチ(撮影・吉田 剛)
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 【W杯への鼓動】ついに、開幕まであと1カ月。今月29日にはラグビーW杯日本代表メンバー31人が発表される。北海道網走市で発表前最後の合宿を行う日本代表の中心にいるのが、2大会連続で主将を務めることが決定的なリーチ・マイケル(30=東芝)だ。大きな期待を背負う闘将は今、何を思うのか。節目に際しインタビューに応じた。

 ――開幕まで1カ月になった。心境は。
 「正直言うと、凄く緊張している。とてもドキドキしている」

 ――準備状況は。
 「ゲームプラン、フィジカル面、メンタル面は凄く向上している。あとは網走合宿でどこまでシャープにできるかが鍵になる」

 ――パシフィックネーションズ杯(PNC)の成果と課題は。
 「成果はゲームプランの柔軟性。スタッツも上がってきた。課題は相手がブレークダウンでプレッシャーがかかった時にどう修正するか。もう一つは試合中のマネジメント。僕と(田村)優のゲームコントロールの質をもっと上げていきたい」

 ――4年前にはなくて、今はある強みは。
 「選手主導のミーティングだったり、連係がかなり強い。グラウンド外でも横のつながりが強い。そういうところが一番いい武器」

 ――3月に発症した恥骨炎の時は不安だった。
 「正直不安だった。もしかしたら自分から(W杯に)出ないと言わないといけないなと思ったりした」

 ――4年前との精神的な部分の違いは。
 「キャプテンになれた感はある。自分の周りのリーダーがかなりサポートしてくれて助かっている」

 ――ジョセフ・ヘッドコーチとの関係をどう築いてきたか。
 「(16年に)代表戦に出ないという話をした時は、凄い言い合いをした。(ジョセフ体制で)キャプテンになった最初の頃も、ちょっと2人の間でごちゃごちゃとあった。お互い曲げないところがあり、どのタイミングか分からないけど、2人がうまく同じページを見られるようになった。今は凄くいい感じにコミュニケーションを取っている。何でも相談する。本当にいいコンビだと思う」

 ――1次リーグで対戦する4チームの分析はしているか。
 「映像は見ていない。以前は見ようとしたが、今は見ないようにしている。W杯になったときに全く違うチームでやってくる可能性がある。スタッフは見ていると思う」

 ――W杯の目標は。
 「毎試合勝つこと」

 ――以前は優勝を公言していたが。
 「一試合一試合、大事にしていく。一試合一試合勝って、ベスト8に行く。ベスト8で勝って、ベスト4に行く。このプロセス(が大切)」

 ――どんな大会にしたいか。
 「日本のチームは強い、日本人は強いと思われたい。外国人も日本人も一緒に戦って結果を出し、海外にいる日本人にも誇りに思ってもらいたい」

 ――9月6日に南アフリカ戦。どんな試合にしたいか。
 「勝つ。勝って自信をつける。勝つことでインパクトを与える。(W杯での対戦)相手の心を少しでも折ったら、自分たちの勝ち」

 ≪恩師訪問に笑顔≫リーチ主将は恩師の訪問を喜んだ。15歳でニュージーランドから来日。札幌山の手高校で教えを受けた佐藤幹夫監督(58)と、東海大の木村季由監督(53)に会い、「2人にはいろいろと教えてもらった。感謝している」と励みになった様子。今合宿でW杯メンバーが絞り込まれる。「一つ一つのプレーが見られる。必死でやっている人もいる。それを見て僕も必死でやっている」とチーム力アップへ全力を尽くしていく。

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