世界アマランク31位・中島啓太、初の日本タイトルへ5位浮上「自分のゴルフに集中を」

[ 2019年7月10日 22:15 ]

初の日本タイトル奪取へ首位に2打差の5位で決勝ラウンドを迎える中島啓太(JGA提供)
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 男子ゴルフの2019年度(第104回)日本アマチュア選手権は10日、三重県の伊勢カントリークラブ(7002ヤード、パー71)で第2ラウンドを行った。

 首位に5打差の11位から出た18年アジア大会の覇者・中島啓太(19=日体大1年)は5バーディー、2ボギーの68をマークし、首位に2打差の通算5アンダー、5位に浮上。初の日本タイトル制覇へ絶好の位置で決勝ラウンドを迎える。長谷川大晃(22=東北福祉大4年)、木村太一(20=日大3年)の2人が通算7アンダーで首位を併走している。
 
 通算2オーバー、56位タイまでの66人が決勝ラウンドに駒を進めた。

 ナショナルチーム(アマチュア日本代表)の主力を務める中島は日本アマチュアランク2位で世界アマチュアランクは31位。日本でただ一人、中島を上回る日本1位、世界2位の金谷拓実(21=東北福祉大3年)は欧州遠征のため今大会を欠場している。

 「勝ちたいというのはありますね」

 金谷、中島に続く日本3位の米沢蓮(19=東北福祉大2年)は世界109位。ここは負けられない一戦だ。

 10番からスタートしたこの日は16番パー4(457ヤード)で残り150ヤードの第2打を8Iで30センチにつけるなど、精度の高いショットで3連続を含む5バーディーを奪った。

 初の日本タイトル獲得を目指す今大会。中島がテーマにしていることがある。

 「海外の本格的なリンクスコースとかでプレーすると、スコアのことを考える余裕がなくなります。これまではこのスコアを目標にこういうゴルフをするというふうにやってきたんですけど、今回はスコアや周りのことは一切、考えずに自分のゴルフだけに集中する。そういう感覚でプレーしようと思っています」

 スコアや順位に関する一切の情報を遮断して目の前の1打だけに集中する。その上で、大会最終日の最終ホールを終えた時、自分がどんなスコアでどの位置に立っているのか。ゴルフ人生初の実験的72ホール。

 「楽しみですよね」

 ここできっちり勝ちきるようなら1カ月後に控えた全米アマチュア選手権(8月12~18日、米ノースカロライナ州のパインハースト・リゾート&カントリークラブ)での日本人初制覇へ夢は膨らむ。 

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