新小結・竜電、2日連続大関撃破!白鵬討ちへ「肩の力を抜いてリラックスしてやる」

[ 2019年7月10日 05:30 ]

大相撲名古屋場所3日目 ( 2019年7月9日    ドルフィンズアリーナ )

竜電は上手出し投げで栃ノ心(右)を破る(撮影・岩崎 哲也)
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 新三役の小結・竜電が2日連続で大関を撃破した。大関に復帰した栃ノ心の左上手を取って頭をつけ、上手出し投げで転がした。初日に横綱・鶴竜に敗れたが2連勝で白星が先行。4日目は白鵬と対戦する。白鵬は北勝富士を上手ひねりで退け、鶴竜は先場所優勝の朝乃山を肩透かしで破った。全勝は両横綱、新入幕の貴源治ら7人となった。

 持ち味の粘り強さが出た。右四つの栃ノ心に右差しを許したが、竜電はしっかり左上手を引いた。そして頭をつけて相手には上手を取らせない。最後は自分から左に回りながらの上手出し投げ。「しっかり当たったので、いい形になった。体が勝手に動いた。良かったです」と相好を崩した。

 師匠の教えを忠実に守った。高田川親方(元関脇・安芸乃島)からは「動きのある相撲を」と言われていたが、その通りの相撲。2日目は高安に対して右上手を取って食らいつき、取り直しの末に土をつけた。連日の殊勲の星で、栃ノ心からは初勝利。「正直うれしい」と本音が飛び出した。

 初土俵から所要79場所での新三役昇進は、史上10位のスロー記録。新十両だった12年九州場所で股関節を骨折したことで遠回りを余儀なくされた。一時は序ノ口に落ちるなど地獄を見たが、四股などの基礎運動を徹底することではい上がってきた。四股は今でも1時間は踏んでいる。「これからも基礎をやって、長く取れるように上を目指していきたい」とうなずいた。

 4日目は白鵬との初顔合わせ。「肩の力を抜いてリラックスしてやりたい。挑戦者なので」。苦労人は積み重ねてきた努力の結晶を第一人者にぶつける。

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