石浦にブラジリアン柔術道場から化粧まわし「お客さんに面白いと思ってもらえる相撲を」

[ 2019年5月4日 16:23 ]

ブラジリアン柔術道場「カルペディエム」から化粧まわしを贈られた石浦(右)。左は石川祐樹代表
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 西前頭16枚目の石浦(29=宮城野部屋)が4日、ブラジリアン柔術道場「カルペディエム」から化粧まわしを贈られた。東京都目黒区の自由が丘道場での贈呈式に臨んだ石浦は黒い化粧まわしを見て「素晴らしい化粧まわし」と喜んだ。

 2013年の入門直後、創設して間もない同道場を知り、トレーニングで訪れるようになった。「カルペディエム」はラテン語で「今を生きよ」という意味があり、石浦は関取になったころから「今を生きる」を座右の銘にしてきたという。「体も小さいので、ケガをしたらどうしようとか、(番付が)下に落ちたらどうしようとか考えてしまうが、それは未来のこと。結果はどうあれ、今を一生懸命生きることが大切」と説明した。

 同道場では道着を着用しないクラスで練習を重ねてきた。立った状態での差し手争いは、相撲にも通じる部分があるといい、技術交流を続けてきた。夏場所(12日初日、両国国技館)では兄弟子の横綱・白鵬(34)の横綱土俵入りで露払いを務める予定だが、幕内土俵入りでは贈呈された化粧まわしを15日間つける。「これをつけて頑張りたい。お客さんに面白いと思ってもらえる相撲を取りたい」と抱負を語った。

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2019年5月4日のニュース